ボローニャからヴェネツィアまでは普通列車で2時間かかります。午前9時発の列車に乗り込み、11時に到着です。さすがに有名なカーニバルだけあって、ヴェネツィア行きの電車は超満員!人が多すぎて車内を歩くことすらできません。当然席にも座ることができず、立ったまま2時間耐えます。
ところが、ヴェネツィアに近づくにつれ、霧がでてきました。しかもかなり深い霧で、近くの景色ですら全く見えません。これでは現地の天気もまさか…!
と心配していましたが、いざ駅に到着すると雲ひとつない青い空。風も無い穏やかな天候でした。よかった…
駅から一歩外に出ると、そこはもうヴェネツィア!
どこまでも青い大空!透き通った水面!そして、あたりを埋め尽くす人!人!人!
思わずビデオを撮ってしまいました。
さすが、どこを撮っても絵になりますね。
満潮だったのか、本当にすぐそこに水面がありました。毎年アクア・アルタ(高潮による洪水)が発生するというのも納得できます。
ヴェネツィアは車・バイクの立ち入りが禁止されています。
交通手段は徒歩かゴンドラ、フェリー。
こちらの写真は店へ食料を搬送しているところ。
まだ昼前なのにもかかわらず、レストランは人でいっぱいです。
写真奥には橋が見えています。
橋に到着。橋の上も人でいっぱいで、渡り終わるのに10分ぐらいかかりました…。
橋の上から今通ってきたところを眺めます。
ヴェネツィアのシンボル、サンマルコ(=ライオン)。
ヴェネツィアカーニバルは貴婦人・貴族・妖精・動物・食べ物(!)などなど思い思いの格好に仮装して、街を歩くという行事なので、観光客はもちろんのこと、仮装した人たちで街は大賑わいです。
仮装といっても皆さん本格的な仮装で、中世の時代から本当にタイムスリップして来たのではないかと思うほど。
そしてヴェネツィアといえば「ガラス」の名産地です。
美しいヴェネツィアンガラスの工芸品がショーウインドーを飾っています。
そしてもちろん、仮装用のマスク、ドレスもあります!
私達一行が向かったのは有名なサンマルコ広場。
ようやくたどり着くも、人の多さに圧倒!かなり盛り上がっています。
売店もたくさん出ていました。
途中、友人のカメラの電池が切れてしまったために売店で電池を探したのですが、最初に見た売店では単3電池4本が10ユーロ(約1300円!)、その隣の売店では6ユーロ(約800円)、すこし離れたところでは5ユーロで売っていました。観光地価格もいいとこですね。気をつけましょう。
水の都だけあって、レストランには新鮮な海の幸が置いてありました。
さらに仮装、仮装、仮装。
この2人の前には写真を撮る観光客が集まっていたのですが、隣のテーブルにいる人にとっては良い迷惑だったでしょうね…
陽気なイタリア人だけあって、ハイテンションで一緒に写真を撮ってくれます。
あたりを一周して、再びサンマルコ広場に戻ってきました。
そして1時間ほどたつと、あたりはもう真っ暗になってしまいました。
そして夜、警察の船に遭遇。さすが水の都だけあって水上警察です。
ヴェネツィアは大変美しく、夢の中にいるようでした。
でも、今回はお祭り騒ぎであまりゆっくり街を見て回れなかったので、次回は日常のヴェネツィアの顔を覗いてみたいです。またゆっくり訪れてみようかと思います。
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