2010年10月3日日曜日

世界一古いレストラン

ボローニャから電車で30分ほどの場所に”Ferrara”(フェッラーラ)という街があります。
今回は現存する世界最古のレストランでギネスにも載ったという”al Brindisi”というレストランを目指しフェッラーラへ行ってきました!


こちらがお店のホームページ↓
http://www.albrindisi.net/index.html
どれくらいここのレストランが古いかと言うと、創業が1435年。今からなんと575年前!イタリアの大巨匠レオナルド=ダ=ヴィンチもここのレストランを予約したそうです。でも、旅行の日程が合わなくなり、結局ダ=ヴィンチは来なかったそうですが。ヴィンチが予約をすっぽかしたからなのでしょうか、今はお店の予約は受けていないようです。(ちなみに坂本龍一も訪れたようです。)



世界最古のレストランにテンションが上がり、お店の入り口で写真を撮っているとウェイターさんに「写真ダメだよ!」と怒られてしまいました。その言葉を信じて、謝りカメラを鞄に仕舞いかけると「でも、5ユーロ払えば撮ってもいいよ!あはは!!」とウェイターさん大受け。え??。。。。。この流れはイタリアンギャグだったようです。(汗)5ユーロの流れもギャグのようです。(汗汗)ギャグに騙された!!!



さて、気を取り直して早速、メニューを注文。
まずはフェッラーラ産の赤ワイン。すっきりしていて飲みやすかったです。


ワインと一緒に出てきたのが、フェッラーラのパン。特徴的な形です。
周りはちょっと固め。なかはフランスパンのようにしっとりとしています。


最初の料理は”pasticcio di maccheroni alla ferrarese”。マカロニグラタンのパイ包み。外見はかわいらしいお菓子のようですが、中はマカロニがぎっしり!かわいい顔して、かなりのボリュームです。


パスタ料理はひき肉とチーズたっぷりの”tagliatelle"。きし麺状のパスタ。ボローニャでは、ひき肉のパスタにはトマトソースを入れるので、ボローニャ人には「白いミートソースパスタ」と呼ばれています。


最後のお肉料理”salamina da sugo alla Ferrarese”。塩のきいたサラミの様なソーセージに、下にはジャガ芋を擦り下ろして牛乳で煮込んだパテが敷かれています。しょっぱいソーセージに、優しい味のジャガ芋がよく合います。


ボローニャから電車で30分の隣町ですが、ボーローニャでは食べることの出来ない郷土料理がずらりでした!
しかも、ボローニャとフェッラーラの方言も違い、町並みや人の感じも違うんですよ。
料理の味の違いと、街の違いを楽しめた夕食でした。

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