ボローニャでは毎年10月4日が街の守護聖人、聖ペトローニオの日で祭日となります。それに伴い、聖ペトローニオ大聖堂の前では数日間にわたってお祭りが開催されます。
お祭りの催し物も盛りだくさんです。
お祭りで目にした催し物をいくつかご紹介します。
昔のカラビニエリ(イタリア軍警察)の制服を着て、音楽を奏でながら街の中をパレード。
頭にフサフサした黒い鳥の羽のようなものが付いています。
10月4日午後5時から、大聖堂の中でミサが行われていました。街中の人が押し寄せてきていて、教会内も広場も人でごった返しています。
写真に写っているのが今回の主役、聖ペトローニオを祀っている聖ペトローニオ大聖堂。現在修復中で入り口の壁はシートで覆われています。しかし外見が損なわれるのを防ぐため、壁の写真が印刷されているシートを使用しています。パッと見、騙されそうです。
教会内でのミサの後、御神輿に乗った金色のトロフィーの様なものが広場を一周します。
ミサが終わると、何処からともなくおいしそうな香りが漂てきました。香りの正体は、お肉の炭火焼!なんと無料で振る舞われます。列を探すと、すでに200人程の行列が!やむなく断念。
しかし、デザートのtorta di riso(ライスケーキ)は入手成功。カップケーキにお米が入っているしっとりとしたお菓子です。
無料で料理の提供だなんて素敵ですよね。
さて、夜は音楽のライブで盛り上がります。
愛をテーマにした曲満載の、ムードのあるJAZZ。
宝塚を彷彿させる衣装をまとい、ポップス、オペラ、クラシックなどジャンルを問わず歌って踊り続けるメドレーショー。
なぜか歌い手さんは全員男性。
音楽に続いて、最後のクライマックス!花火です。正面の建物の真下からと、時計の真下の2カ所から上げまくります。本格的花火大会です。かなり盛り上がっていました!
中世の歴史的建築物から上げている花火はまるでおとぎ話の世界のようでした。
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