2010年5月17日月曜日

番外編 ドバイ

バンコクからドバイを経由してミラノへ戻ったのですが、途中ドバイでの待機時間が9時間もありました。午前0時に到着して9時に出発です。せっかくなのでかの有名な世界一高いビル、ブルジュ・カリファ(以前はブルジュ・ドバイという名前だったのですが、変わったそうです)を見に行く事にしました。

ちなみにドバイの空港は、いやに高級感がただよっていました。


午前6時ごろ、あたりも明るくなってきたので空港を脱出。8時には空港に戻ると友人と約束したので2時間しかありません。空港に置いてあったガイドブックを見てみると、空港からブルジュ・カリファまで鉄道で行けるみたいです。ドバイだし、現金がなくても電車ぐらい乗れるだろうと、換金もしないでそのまま空港の駅へ。


さすがに朝早いためか、切符売り場はがらんとしています。警官らしき人が2,3人立ち話をしていたので、ブルジュ・カリファに行くための乗り場を聞きに行きました。すると、キミは日本人かね?と聞かれたのでYesと答えると、その警官の態度が急変。いやに親切になり、どの切符を買えばいいとか、ここにお金を入れるんだよとか、クレジットカードで切符を買うならそこの窓口にいくといいよ、とかいろいろ教えてくれました。そういえば入国のパスポートチェックのときも、いやに笑顔で「おはよう!」とか声をかけられました。ドバイでは日本人の印象が良いのでしょうか?

そんなわけで無事往復切符を購入し、電車に乗る事ができたのです。
(ちなみに写真の電光掲示板には空港ターミナル1と書いてあります)

まちがいなく、ブルジュ・カリファと書いてある(25番)。ブルジュ・ドバイから名前を変更した痕跡も。

もしかしてアレは…
20分ぐらいかけてようやく駅に到着!

パシャリ。高さ828メートル。
しかし写真を見てなんとなく気づいたかもしれませんが、駅からビルまで結構はなれているうえに、周りはいまだ工事中でがらんとしています。また比較対象が近くに無いため、いまいちビルの高さを実感できませんでした。

駅のまわりはこんな感じで、いかにも未完成。

できればビル内部まで行きたかったのですが、そろそろ帰らないといけない時間になっていたので、残念ながらこのまま空港へ戻る事に。

駅からの眺め

遠くに霞んで見えるのは、もしかしてドバイ7つ星ホテルのブルジュ・アル・アラブでは…

電車からパシャリ。まるで近未来都市です

ちなみに車内は飲食禁止です。気をつけましょう。

このあと空港に戻って友人と合流したのですが、空港で知り合ったというイタリア人も一緒にいました。彼は北イタリアにある小さなオリーブ園で働いているらしく、今度エキストラバージンオイルを送ってもらえることになりました。届くのを楽しみにしています。

そして再び6時間ほどかけてミラノへ戻ったのですが、ミラノの空港でのパスポートチェックの手際がそれはそれは悪く、行列もどこにどう並んでいるのか良く分からず、並び始めてから通過するまで1時間ぐらいかかりました。タイでもドバイでもみんな綺麗に列を作っていたのに…。

先生曰く、イタリアで「行列」を作るようになったのはここ10年ほどの話らしく、年齢が上の人ほどバンバン割り込んでくるらしいです。はあ…

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